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歯科助手ってどんな仕事?その疑問をベテランが流れで解説します!

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求人情報を見たら、必ずと言っていい程掲載されている歯科助手というお仕事。

気になって見ていても経験者じゃないと

「自分がきちんと働ける職種だろうか?」

と疑問や不安に思っている方もいらっしゃると思います。

 

私は、歯科医院で働き出して、約15年が経ちました。

今現在は、大きい歯科で働いているので、受付業務のみをしていますが歯科助手も長年経験しています。

 

そこで今回は、歯科助手が一体どんなお仕事なのかを経験者の立場からご紹介していきたいと思います。

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診療前の患者さんを迎える準備

 

まず、朝出勤して、制服に着替えたら1日の治療の準備をします。

治療に必要な道具を揃えます。

前日に滅菌しておいた器具を所定の位置に片付けたり、薬品の補充をしたり、

治療に使うドリル(タービンやコントラと言われる物)のオイルを抜いたりします。

 

患者さんが来院したら、アポイントの確認をして、順番に診療室に入れていきます。

 

患者さんの治療内容によって準備する物は変わってきます

 

今回は、準備する物は多岐に渡るので省略しますが、

その病院の先生のやり方によって違ってきますので入社してから覚えましょう。

メインのお仕事!ドクターのアシスタント業務

 

歯科助手はドクターのアシスタントがメインのお仕事だと思って下さい。

お口の中がよく見えるように、ライトの位置を的確な場所に設定します。

削っているところがわかるように、バキュームという道具で水を吸います。

これは水を吸う意味と、患者さんの舌が、治療の邪魔にならないように排除する意味もあります。

 

アシスタントは慣れるまでかなり苦労します。

ドクターによって好みも違いますし、やり方が変わってくるからです。

 

そして、時間との勝負だったりするので常に急かされているような気持ちになります。

特に、外科処置(歯を抜いたり、切開したり)の時はお口の中のオペをするわけですから、

ドクターもピリピリしています。

ドクターに言われるよりも先に、器具を出す事が重要です。

ドクターに言われてからでは遅いと思って下さい。

 

こんな事言われると正直怖くなりますよね?私も初めのうちはビクビクしていたんです。

でも、歯科の治療ってほとんど流れが決まっているので、落ち着いてアシスタントするうちに

次に必要なものが見えてきます。

ドクターの気持ちになって治療に参加すると自然とわかるようになります。

 

これは余談なんですが、デートで飲みに行って彼に物を渡したりする時に、

相手がその物を受け取りやすいように渡す事を無意識にするようになるんですね。

そうすると彼は「すごい!こんな気遣いできるんだね!」

と驚かれたりします。

ありがたい職業病だなぁいいお嫁さんになれるだろうなぁとこの職業が誇らしくなったりもします。

片付け業務

患者さんの治療が終わった後の片付け

 

患者さんの治療が終わった後の片付けは、ユニット(患者さんが座る台)を拭いたり、

使った器具をアルコール消毒したり、消毒液に浸けたりします。

次の患者さんが気持ちよく使えるように丁寧に素早く片付けます。

歯科の予約は結構詰め込んで取っていたりするので患者さんを待たせる事が多々あります。

少しでもその時間を短くするために素早くする必要があります。

診療後の片付け

 

全ての診療が終わっても、そこで帰れるわけではありません。

1日の全ての片付けをしなければなりません。

ユニットを拭き、使った器具を消毒する事は患者さん毎の片付けと同じです。

 

翌日の診療に備えて、滅菌をして帰らないといけません。

歯科の器具は使い捨ての物もありますが、滅菌したものを繰り返し使う器具がほとんどです。

なので、翌日の診療のために滅菌しておくんです。滅菌はスイッチを入れたら後は勝手に作動するので

滅菌が終わるまで見張ってないといけない物ではありません。

 

あとは、使用したドリルにオイルをさしたり、歯科医院によってはそれも滅菌するところがあるので滅菌します。

 

1日の診療後の片付けは翌日の準備も兼ねていたりするんですね。

まとめ

 

今回は、求人情報でもよく見かける歯科助手の仕事内容を1日の流れでご紹介しました。

まずは、1日の診療の準備をします。患者さんを迎いいれるための準備です。

 

そしてメインのお仕事が、ドクターのアシスタントです。

ドクターが滞りなく、スムーズに診療できるようにサポートすることが重要です。

自分が治療する側に立って考えるといいアシスタントができるようになります。

先を読む力が付いてくるので、仕事以外でも役に立つ事もあります。

 

患者さんが終わると片付けをして、次の患者さんを通す準備をします。

治療内容に合った物を用意していきます。

 

1日の診療が終わったら、通常の片付けと、翌日の診療に備えての準備を兼ねた片付けがあります。

器具の消毒・滅菌です。前日の夜にしておかないと、翌日分が足りなくなるからです。

トイレ掃除や、床掃除も最後にする病院がほとんどです。

 

今回は、歯科助手の仕事内容をご紹介していきましたが、

1番苦労するのは、その歯科医院のやり方を覚える事でした。

歯科医院によって、ドクターによってやり方が違うので

スムーズに準備やアシスタントできるようになるまでかなり苦労します。

メモを見ながらや、身体で覚えていきます。

 

苦労した分、スムーズにできるようになった時の喜びはひとしおです。

 

歯科医院によっては歯科助手が受付の仕事も兼ねているところも多いです。

そちらの仕事内容が気になる方はこちらの記事を参考にされて下さい。

 

初めて歯科助手の仕事をされる方でも、一度その仕事を覚えてしまえば、

他の歯科医院に行ってもあとは応用なので手に職があると言えます。

楽な仕事ではないですが、手に職もつけられて

患者さんや、ドクターの役に立っていると実感できる仕事です。

興味がある方の参考になれば嬉しいです。

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