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一生仕事に困らない!?歯科衛生士の仕事内容を簡単にまとめました!

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歯科に勤めて15年経ちました。私は歯科衛生士の専門学校に行ったわけではないので、

歯科助手業務と受付業務をしてます。

 

ただ、今まで働いた、どこの歯医者にも歯科衛生士はいたので仕事内容は把握してます。

今回の記事を書くにあたって、職場の歯科衛生士さんに取材もしてみました。

 

そこで、今回は、歯科衛生士になりたいけど実際どんな仕事内容なんだろう?

と疑問に思っている方へ簡単に仕事内容をまとめてみました。

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仕事内容【お口の中の衛生管理編】

 

働く歯科医院によって違うのですが(これはどんな仕事でも言える事です)、

歯科衛生士だからと言って歯科助手や受付の業務をしなくていいわけではありません

小さい歯科医院では特に、全ての業務を行うこともあります。

 

歯科助手・受付業務が気になる方は以前書いた記事を参考にされて下さい。

 

 

歯科衛生士ならではの仕事内容は主に患者さんのお口の衛生管理だと思って下さい。

 

歯科衛生士になるには、専門学校に3年間通い、国家資格を取ります。

そこでは、患者さんのお口の中のお掃除の仕方も習います。

歯垢(プラーク)や歯石(歯垢が固く石のようになった物)を専用の機械で取る作業になります。

 

専用の機械だけではなく、専用の道具を使って自分の力で取ることもあります。

 

ここは、資格がない歯科助手ではできない仕事内容になります。

そして、腕の差が出てくるところです。たくさんの練習が必要になってきます。

 

もちろん、歯科医院でプロにお掃除してもらうのも大切な治療の一環ですが、

毎日のセルフケアも重要なポイントになります。そこでも歯科衛生士の出番になるわけです!

 

患者さんのお口の中の状況に合わせて、歯ブラシや歯間ブラシのサイズを合わせたり、

その道具がうまく患者さん自身が使えるように指導をするのです。

 

どんなに歯科医院で綺麗にしても、毎日患者さんが頑張って磨いてくれないと

その努力が水の泡になってしまいます。

その為には、歯科衛生士が患者さんのモチベーションを上げるような指導をしなければいけません。

 

歯科医院によっては、老人ホームや、身体が不自由で歯科医院に出向く事ができない方の

自宅に行ってケアしてあげる事もあります。誤嚥性肺炎を防ぐための重要な仕事になります。

 

仕事内容【印象編】

 

次によくある仕事内容は、患者さんの入れ歯や、かぶせ物を作るための型を採ることです。

 

歯医者に行った時にピンク色の粘土のようなものを口の中に入れられた経験はありませんか?

それは、歯型を採られていたんです。

その型を採る事を歯科専門用語で、「印象を採る」と言います。

聞き慣れないとなんか変な言葉ですよね。

印象を採るのも一筋縄ではいきません。ある程度のコツと経験が必要になります。

 

患者さんの入れ歯やかぶせ物がぴったり適合する物ができあがるかは、

印象を綺麗に採る事にかかってきます。

もちろんその後技工士が歯を作るんですが、印象の段階で綺麗に採れていることが大前提になっています。

 

新人の歯科衛生士は、何回か失敗したりして(印象に気泡が入って正確な型が採れていない状態)、

最終的にはベテランの歯科衛生士に代わって採ってもらったりしているようです。

初めから何でもうまくできる人はいないので安心して下さいね。

 

まとめ

 

今回は、国家資格である歯科衛生士とはどんな仕事内容なのかを簡単にご紹介しました。

 

働く歯科医院にもよりますが、歯科助手・受付業務も兼用でする所は多いです。

大きい歯科医院は仕事内容をきっちり分けている所もありますので、気になる方は

働きたいと思っている歯科医院に面接の時に確認しましょう。

 

歯科衛生士の仕事内容の1つ目は、患者さんのお口の中の衛生管理です。

専用の機械・道具を使ってお掃除をしてあげることは

歯科助手ではできないのでメインの仕事だと言えるでしょう。

そして、日々のケアは患者さん自身にしてもらわないといけないので、

モチベーションをあげるための指導も必要になります。

指導をしたら、お口の中の状況や、指導内容を専用の紙に書いて渡したり、

カルテに保管したりと細かい決まりはあります。

これは国の決まりでしないといけなかったりするんです。

 

あとは、患者さんの入れ歯やかぶせ物を作るための型採りも仕事の1つです。

正確な型を採る事によって、より、適合性のある物が出来上がるんですよね。

初めのうちはみんな失敗しているので場数を踏むしかありません。

 

歯科衛生士の仕事は、直接患者さんと触れ合う事ができ、

自分の指導によりお口の中の状態が綺麗になったりと、

ダイレクトにやりがいを感じられる仕事内容だと思います。

また、国家資格という事もあり、もし結婚して子供ができても、

仕事に困ることは絶対にありません。いつ見ても求人は出ている状態です。

 

そして、歯科助手よりもお給料もいいので歯科衛生士になろうか迷っている方は

一度検討してみてはいかがでしょうか?

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