
ちっちって確かマッチングアプリのプロフィールに書いていたくらい読書が好きだったよね?

うん。特にミステリー小説をよく読むんだけど。
読む前は必ずネタバレなしのレビューを読んで購入するか否かを決めているんだよね。

せっかく買っても面白くなかったら時間もお金ももったいないもんね〜。

でも、2023年9月21日発売の東野圭吾「あなたが誰かを殺した」は
設定が自分の好きな”別荘地での殺人事件”というミステリー王道設定だったから
レビューも読まずに購入!そして読了!
今回は購入検討している方へ読んだ感想をお伝えします♡(ネタバレなしです)
東野圭吾の長編小説「あなたが誰かを殺した」を読んだ感想
ミステリーを愛する人・初心者に胸を張って勧めたい!ワクワク本
この作品は、別荘で起こる殺人事件がテーマになっています。

私、何を隠そうミステリーの中でも別荘での殺人事件は大好物。
閉ざされた空間・限られた登場人物(必然的に容疑者も限られてくる)
それがたまらなくゾクゾクする。
結論。別荘地で起こる殺人事件が大好きな人はまず購入してください。間違いありません。
登場人物が多いため、初めは覚えられるかが不安になります。
だが、それぞれのキャラ設定がしっかりしておりバックボーンまで説明があるのですんなりと頭に入ってきました。
どの登場人物も、腹に一物を抱えた人物ばかりでドロドロの予感しかしません。

別荘を持っている人たちは幸せで優雅な生活を送っているイメージだったけど、
どうやらそうではないよう・・・。
ただ、グロテスクなシーンはほとんどなく爽やかな殺人事件だと感じました。
古典的なミステリー小説を読みたい方にはもってこいです!
時間軸が行ったり来たりしないのも、スムーズにページを進められるポイントなんでしょう。
本書は、加賀恭一郎刑事が登場するシリーズ物ですがこの一冊だけを読んでも間違いなく理解ができるストーリーになっています。

殺人事件の後、早々に犯人が自首するんだけど
むしろそこから話が展開していくのが見どころだよ。
事件の結論が出た後でも、まだまだ終わらない。終われない。さすが東野圭吾!と
言いたくなるような仕掛けがあります。
難しい表現もない為、あっという間に読み終えました。スキマ時間でちょこちょこ読んで
3日程で読み終えましたよ。

最近は、電子書籍を利用する機会が多かったけど”読書の秋だし”と単行本を手に取った。
それが正解だった!
秋の夜長に、単行本で「あなたが誰かを殺した」読んでみませんか。