
不妊治療を始めるときに1番不安だったのが、”仕事を続けながら治療できるのか”
という点。

不妊治療って、月経のタイミングに合わせることが多いから
病院に行く日程を自分でコントロールするのが難しいもんね。

今回は、不妊治療をしながら正社員で働き続けることが可能か?といった疑問に私の経験談を踏まえて答えていくね。
不妊治療で通院しながら仕事を続けることは可能かどうか
不妊治療と仕事の両立はイバラの道|雇用主から理解を得る事が別れ道
まずは、私の経歴を紹介します。
- 30代後半
- 20代の頃から子宮内膜症をピルにて治療
- 結婚を期にAMH測定するも低すぎた為、即体外受精へステップアップ
- 仕事は10年間同じ歯科医院で受付兼助手の主任として働く
このような状況でした。
体外受精が決まった時点で、雇用主に状況を詳しく説明し有休を使って通院したり
遅刻・早退が増える旨も伝えました。
その時は、理解してくれ好きにしていいと治療することの承諾を得ることができます。
スタッフは20名程いる歯科医院だったのですが、全員に事情を説明したくなかったので
自分の仕事をフォローしてもらわないといけないスタッフにだけ状況を説明しました。

実際に不妊治療を開始するといきなり病院に行ったり、決まった時間に点鼻薬や
膣錠を入れないといけなかったりと苦労が多かった。
移植した後は、身体に気を遣って慎重に動くようになったりもした。
そんな状況を見た雇用主にある日呼び出され、
「動きも遅いし、迷惑もかかってるから他の人に示しがつかない。ボーナスを下げることにしました。」
と通達を受けることになります。


これはショック!!あぁそんな風に日頃見られてたんだなぁ。
不妊治療はいつ終わるか分からないしもう仕事も潮時かもな。
と思い、夫に相談し退職することにしました。
私の経験談からすると、不妊治療をしながら正社員で働くのには限界があることが分かります。
悔しいけどそれが現実ではないでしょうか。
(特に私の場合、歯科医院で個人経営だから仕方なかったのかもしれませんが。)
- 不妊治療に対して理解がある職場(女性が多い職場でも理解があるとは限らない)
- いきなり有休を取ることが可能
- 遅い時間まで受付してくれる病院に通院している
この条件が揃えば、仕事を続けられる場合もあり得ます。
でも、受付時間で病院を選ぶよりも妊娠率や先生の治療方針で選びたいのが本音です。

不妊治療は少しでも若いうちが有利なので時間を無駄にしたくない、そっちを優先するんだ!
その気持ちが強かったので私は、退職を選択しました。
これから先、お金がかかるので不安は大きいです。
でも今は、”職場に迷惑をかけている”といったストレスがなくなったので
スッキリとした気持ちで過ごせています。
まとめ


ちっちも辛い思いしてきたんだね。

うん。きつかった。でも、職場のスタッフのほとんどが理解してくれて
体調を気遣ってくれていたし、いつでも病院行ってきてくださいって言ってくれてた。
それだけが救いだったな。

スタッフが理解してくれていても、雇用主が不妊治療をすることにあまりいい顔をしていなかったら働きづらいよね。

今から不妊治療する方は、まず上司や雇用主に相談しよう!
傷つくことがあるかもしれないけど、今はストレスなく赤ちゃんと会える日を楽しみにしているよ。
あなたにとって、今何を優先すべきか旦那さんとよく話し合いすることを強くお勧めします。